「かつおぎ会」は、大阪國學院の修了生が自発的に運営している同窓会です。
「かつおぎ(勝男木、堅魚木)」は、
社殿棟木の上に横たえ並べた複数本の円柱状の装飾材のことです。
棟木の両端に設けられる交叉状の装飾材 (千木) と
ともに社殿の象徴といえるものです。
「かつおぎ会」は、大阪國學院修了生の単なる親睦会ではなく、
神社神道の実践者として研鑽・努力する修了生の
相互研鑚の場となっています。
・本会の指標・
「神職としての道を歩む者の研鑽を通じて、人格の形成と各期同窓会の親睦、連携を図り、教化活動の具体的な知識と技術の向上に努め、その実践状況の交流を行い以って、神社神道、本院の発展に寄与することを目的とする」
大阪國學院の修了生は、入学年次によって定まる「期」ごとに同期会を作り、本院修了後においても同期生相互の親睦を図っています。「かつおぎ会」はそれらの同期会を縦に統合した「同窓会」の役割を果たしています。会員数はあと数年で2千名に成ろうとしております。
~ 敬神生活の綱領 ~
神道は悠久の大道であつて、崇高なる精神を培ひ、
太平を開くの基である。
神慮を畏み祖訓をつぎ、いよいよ道の精華を発揮し、人類の福祉を増進するは、
使命を達成する所以である。
ここにこの綱領をかかげて向ふところを明らかにし、実践につとめて以て大道を宣揚する
ことを期する。
一、神の恵みと祖先の恩とに感謝し、明き清きまことを以て祭祀にいそしむこと
一、世のため人のために奉仕し、神のみこともちとして世をつくり固め成すこと
一、 大御心をいただきてむつび和らぎ、国の隆昌と世界の共存共栄とを祈ること